エンジンが調子良い季節ですかね♪
ずっとこうした大気密度ならいいのに。 笑
春に向かって、意中のメニューで在った、ラジエターのリファインを実施させて頂ける事に成りました。
有難うございます! (`・ω・´)ゞ
先ずは車体からの部別ですけど
コアガードの錆による割れ... 薄い板で錆も多いので溶接もちょっとね...
枠と網を一揃い止めたいです。
盛って補強です。
液剤で錆を落として塗装です。
本体です。
市販の洗浄剤で私が執拗に洗った過去を持ちますが、ノズル内を覗くと、茶色い被膜が内壁に在ります...。
まぁ、普通大体の旧車はそうです。って位ですけどね。
タンク内部、コアフィンの中がどの程度の状態なのか...
は、解りません。
ので
専門業者さんに、専用洗剤と機材で内部の洗浄をお願いする事にしました。(`・ω・´)b
事前の情報ですが、数年前モデルの輸入車で、水温問題が頻度高く生じ、対応に苦悩されて居たそうなのですが、内部洗浄を行った所解消したとの御話し。
その際は、タンク内部で発生した、結晶物質が排出されたそうです。
近年モデルでも在るんですねぇ...
と、言う事で、先ずはキホンのキ 正常な内部循環を取り戻す為の洗浄
作業画像を次回は頂こうと思います。
はい
茶色いパイプが綺麗に成って居ます。
アルミの素地色ですよね
ここも「銅?」 って言う様な色をして居りました。
まぁ見慣れた感じですけど...
市販剤や高圧洗浄程度では、ハッキリクッキリとは落ちて居なかったのですね...
頑張ったけども...
と言う、やってみて解る感覚です。(;´▽`A``
内視鏡の先端が、ノズルのアールにツッカエて、中迄入らず... 映せませんでした。
プロ曰く、ペリペリ剥がれる膜が在りましたよ。 との事。
ペリペリ...? そんな黒船来航開港記念祭ですなぁと引き取りましたものです。
今度は溶け出た排出液剤を撮影して貰いましょう。
忙しい中で御手間は増やしちゃうんだけども。
事実今回も超早な完成でしたしね...。
いつも本当に助かります。
普段は、人の背丈ほども有るラジエターも施工してる業者さんです。
今回は更に
熱問題、オーバーヒート気味な、SS系ハイチューン車や、四輪レース、カスタムシーンでは、ポピュラーな、冷却チューニングとでも良いましょうか。
俗にいう ターンフロー ラジエター加工を実施です。
タンク部に仕切りを挿入する事で、コアフィン部に左右に流す流路を造って、元来コアが持つ能力を全部使い切ると言う施法ですね。
水ですから
高所の入口から入ったら、一気に下方の出口に向かう主流が通るので在って、角部は淀んで使われ難いですので
左右の幅を効率良く使い切りたいよー
と言う加工です。
ですので、角に淀んだ、蓄積汚れが在っては意味を成しませんので、専用の材と剤とで洗浄が「キ」ですね。
加温で固着しても良く在りませんし。
塗装もして頂けましたー♪ 綺麗にもなって嬉しい♨
ノーマル然で在り、見る人が見ると、カスタムラジエターで在る事が解りますね。
容積UPのBIGラジエターの装着が、大変だったり、似合わなかったりする車両には、もってこいの加工です。 (`・ω・´)b
こういうのも好き
費用もリーズナブルと成っております。
さぁ装着です。
綺麗になったー♪
未走行段階では、まずまずの効果の様に見受けられます。
上がり始めからの早さが穏やかで、降下が早い感じ。
そこは、私より、オーナー様の方が体感しやすいですかね。(^^ゞ
乗っての効果はどうだろうー♪ ( ´艸`)
以下、事後加筆
と言う事で、ついでの作業で色々やって、キャブのセッティングを見直し、確認運転を実施。
厳冬期と言う事を差し置いても、以前に比較して顕著に水温が上がり難いです。
軽く水温系の針が上がった段階で、ユックリ低速で走り始めました。
3キロほど走っても、針が3割ほどしか上がりません。以前で在れば5割には成って居た位です。
当時は、キャブの完温時の具合を見たくて、温度を上げたいのですが、走ってしまうとグングン下がる... ⇒ラジエター改善としては大成功です。
路肩でアイドリングする事10分以上待って、やっと7、8割に到達。
走行を再開しキャブの様子を確認しますが
200m程走ると、水温針は2㎜程下がってしまう...
ので、又停止してアイドリング
と言う状況でテストを繰り返しました。
700m程走ると、3㎜以上針は下がります。
ココ迄反応が実直と言うのは、このマシンに置いての私の試乗暦の中でもかつて無いです。
(オーナーより距離乗ってる 笑)
キャブも、慣熟が進んだマシンに合せリセットを実施。
モッチリトルクが乗ったセットで快調そのもの♪
燃料冷却も進んだ様です。
ウキウキでお届け。
オーナー様は御忙しい間合いで試乗は叶いませんでしたが
冷間始動と温度上昇の変化、アクセレーションや各反応を御確認頂きまして、後日の試乗に御期待頂けるコンディションと成りました。
大成功かしら♪
と、言う事で、厳冬期バージョンの1WG様のベースセッティングが一旦完結。
有難うございます。
燃調面は、炎天下は少し変化するかなぁ?
と言う通年性は又先の課題ですね。
ラジエター加工は、ニンジャ系エンジンの方々にもおススメ出来ますよー
御検討下さいませー
丸目2灯のレプリカ♪
良いですね~
1WGは、YZFに酷似した設計ですから。
当時は、レーサー純血で、街乗りし難い尖ったピーキーマシンとされてた様ですけど
乗り易いけどなー... (;´▽`A``
ジェネシス☆