朝から小屋ワーク
こうした機材も使い慣れと言う物が有りますよね。
些細な道具なんですけども
効率的な使い勝手、クセ、と言った所。
最初ですので、水平出しや給油、各調整から始めました。
ボール盤で造ったステムですな訳は有りませんが
加工完了です。
ホール加工×1
タップ加工×2
ほぼ全部が純正から変わる為
タンクを載せて、ライトステーが入ると、少し操作し難くそうでしたので
右ロックへ変更を実施
旧穴塞ぎは、旋盤で削り出した丸棒ピンを圧入した上で溶接し、新たに新ホールを開けました。
強度の低下を極力なくしたいですから
余談が好きなヒトが増えてらして... 意外 (;・∀・)
ステアリングロックナット
って、どうやって組んで居ますか?
メカごとです
先日、オートバイのベンチャーメーカーの管理職の知人から
「製造ラインの組み立て用マニュアル作らないとならないんだけど、ココのトルクってさ」
と、聞かれました。
今は、古いのばっかやってる私に聞く? とも思いながら。 (^_^;)
ワタシの経歴知ってる方なので、経験則を含めた事を、ついで事の様に聞いて下さったのでしょうと言う事と
そう言えば、誰も気にした事の無い様なことから、なんでも基礎から知ってる、ウルサイ四輪チューニング屋のヘンタイ御仁にも聞かれた事が在ったなぁと思い出し。
ふと思い出したので書いて置こうかな。
現代とも成りますと、メーカーに寄ってはサービスマニュアルに規定トルクが表示され、注記が入ると言う構図が一般的ですが、現代でもココは昔ながらの表記がされて居る所も有ります。
概ね 40Nm弱 ですが、これもスレッド径や材等多様ですので、一概な訳が無い訳です。
私は、恩師3号巨匠のやり方を採用させて頂いて長いです。
中には、ウチを使う迄、年イチでステベア交換依頼してたと言うお客様もいらっしゃいます。
その方も、最後に交換してからもう12年ほど、1度も触らず御健在です。
お店さんの中には、保険の意味も含め、ステベア交換作業後に
「ベアリングが馴染んで、もしガタが出たら調整しますので仰って下さい」
なんて言う対応をなさる処も在ると思います。
ウチも構造や車種によっては、補足的に似た事をお伝えする事は有りますけど、事後に調整が要る事は、今のところ皆無です。
そういう組み方をして居ます。
御客さんにとっても、店にとっても、再調整での来店、再調整作業等って負荷ですもん。
出来るだけ無い方が良いですもんね。
又、私が過去見て来たメカ方達で、ココのトルク管理をして居た方は居ません。
時代が進み、メーカーディーラーで在り、立場環境から後世へ伝承する目的を含め、して行っただろうな。
と言う方は居ますが。当面は多少負荷だったろうと想像できます。
こうした事は、メーカーディーラーでも、海外メーカーなんかは特に文化習慣から違いますので、日本人に解る様にマニュアル化する役の日本法人が無いウチは、対応にセンスが要った時代も長かった歴史が在るわけなんで。
例えば、ゴムベルトの張り調整の仕方で、「ココに薬指が通るくらい」 なんて事も有り
薬指の太さは皆違います。
と言う事に成ります。笑
そんな事からですから。
現場の若いマニュアル君は大変だったろうと思います。
そしてウチの組み方は書かないって言う
まま
作業後に中抜けをしてお散歩に出ました。
今日も少し出たいけどどうかな...
戻って
APロッキードの CP4125 マスター 最初期モデルの改善加工着工です。
900R様の経過は順調との事ですので、此方も採用して行きます。
小一時間ほど、ゴムを加工して
組立ます。
いきなり組立済で失敬
インナーシール等も新品に交換して有りますので安心です。
カッコよすぎる☆
操作性も凄かったです。
流石のAP
フルアジャスタブルと表される事も有るこのマスター
APフィールを究極に自分好みに出来る、ハンパないシロモノです。
楽しみだ
丁度ラストの、スズキ純正部品 まあこれも一応レーサーパーツ
ファクトリー同寸マイナスねじ ショートタイプ
を下処理して周辺に採用します。
さーてと