こんなやつ
シール材を使用しますので、乾燥してからガス入れて漏れチェック
今回は、フィルターは変えますが、内部処理はせず
に行く事になってます。
オーナーさんの管理力に任せるって事ですね。
続きましては事件簿的追記です。笑
ウオタニ化して、ド安定♪ 乗り易くなったクジラちゃん。
試運転から戻り、納車に向けてボディをWAXして居て気が付いたのが上の動画...
ジンワリ滲んで来てるガソリン...
内部コーティングして有ります...
ピンホール等が有れば、中から浸透圧で塗装を浮かす程の良シーラーを、通常の3倍、いつもより周到に貼って在るつもりでしたので、完全に安心してました...
が...
こうなると、塗装を剥がす覚悟が出来ます。
ハナから剥がすべきでしたね...甘かった。
スッピン化しますと、既存で在ったのでしょうね。
旧補修後周辺が腐って来て居ました。
昔の剤だから尚なのかなと。
カナリ柔らかくなったパテが他所からも出て来て、容易に剥離しました...
シリコンっぽい。
これじゃ滲んで仕方ないですね。
直に熱膨張や振動で剥離し、漏りまくったでしょう。
早く解ったのは良かったけど、前回加修時が有った訳ですので、完全にヌカリました...
長い戦いが始まりました。
酷い穴箇所の古い外板パテを除去しまして、部位を大きめに切除。
丁度、表板と裏板の合せ面です。
車両後方には、当方で入れたシーラーが浸透し、中から埋まったピンホールが目視出来ましたが、、、
車両前方の、切除部、内視鏡でも映せない、魔の三角地帯には、古いスポンジ状のシール材が半端に入って居た事で、新シーラーが浸透しきれなかった様です。
そうした隙間が在ったのと、外板を埋めていたパテの不良が重なったんでしょうかね。
勿論、反対側のバミューダトライアングルも切り裂いて、クジラの活路を作ります。
もう、偶に出る、中古タンクなんて、どれも似たものかも知れませんからね。
治す気に成りました。
切除部から、古いシーラーを取り除き、穴の開いた部分を大きく切除しまして、シーラーを流し込んで、鉄剥き出しの空洞を塞いでいきます。
然程入らなかったですけどね。
じっくり時間を掛けて、浸透させました。
シーラーの後は、外板と周辺を、実績のある優良パテで埋めます。
板金用のポリパテが痩せにくい様にキッチリ盛って研いでを繰り返します。
乾燥が要りますので、合間合間に他の作業と併せて進めて行きます。
今回は、保険を掛けて、シーラーとパテで底面の大半を、事前に塞ぎました。笑
キャップもですね。
蔓延しますので。
その上で、再度内部から、シーラー1台分を、左右の患部が漬かる様に、重点的に、長い時間を掛けて漬け置き乾燥。
剤の浸透力を信じる感じですね。笑
そして見切れないですが、内視鏡で見た上で、漏れ検査です。
熱膨張を想定し、温間で検査します。
OKと成りましたので、塗装ですね。
ソリッドのブラックでは無く、メタリックが入って居るのと、以前の加修パテも疑ってホボ剥がしたので、パテも要りますので、丸っとプロにお任せでした。
完成引取中~♪
綺麗に成りましたね♪ パテも塗りも上手い♪
ココでも一度中を洗います。
洗って乾かすだけでも一苦労なんですけど、端折ると事故るのがこの手。既に事故ってますからね。笑
キャップ開けた時にキーで傷が入らない様に、透明のラッピングシートを貼りました。
それから、いよいよガソリンで実験です。
滲むと解る現像液を塗って、とにかく待ちます。 揮発性ですからね。
数日置いて
塗ったまま実装です。
エンジン熱、振動と言った要素を含めて、様子をみました。
大丈夫そうですね。
お届けでした。
今回は私の落ち度と言う事にし男気切腹保障修理♨
ね?車両販売儲からないでしょ?笑
これで変な客だったら最悪だよね。
お客さん良いヒトで良かったよ。
申し訳ありませんでした。
引き続き宜しくお願いします。
今朝はもう乗って頂けてるかなー? ^^