今回は、水回りの作業も併せて御用命頂いて居りますので、ラジエターカバー、ウォーターパイプと言った、ZRXの腐食率が高い部分をパウダーコート。 綺麗で見違えますし、純正から少し変わるだけで印象が変わります。 艶有と無しも部位を見て選んで居ます。 粉体塗装は膜厚が最大50μ確保できますので、長く乗るならお勧めです。 が。耐熱、耐薬品性、汚損耐性など、特殊塗装も使い分けです。
ZRX、NINJAの定番ポイントのプラグキャップへたりや、リーク。今回も浸水抑止策。キャップは純正を御使用ですので、防水キャップを良品へ交換。緩み止め処理に加え、黒いキャップには、軟性に富んだウェットスーツボンドを使用し、浸水対策作業をします。
キャブレターは、近年に他店でOH済との事でスルーしようとしましたが、エアダクトのスポンジフィルターに劣化を発見出来ましたので、ベンチュリ―を覗くと吸引形跡。トップキャップ回り迄入り込んで居ました。これは洗わずに済ませられませんね...
内部にもそれなりに異物混入が有りましたので、キャブを外すこの機に見て置いて正解だったかな...? なんて進めました。
バルブシートには、クリーナーで落ちない腐食が有り、御話しの通り、短期間ながら休眠時間が有った事が窺える点です。
ニードルバルブの動きに弊害と成っては気分が悪いですから、この機に綺麗にして置きました。少しの事です。
洗浄後、チェックをしつつ組み立てて居ましたら、ニードルに打痕を発見しました...。こうした部品に打痕が付く事って言うのは...なんででしょうね? ^^;
曲がってます...こんなんで調子良い訳無いですし...。 うーん...よその事言えたギリじゃ無いですけど、プロも店も仕事も...色々有るみたいですねぇ...。 勿論交換です。
なんて事をしつつ進めて居りますので、少々時間を喰って居ますが今しばしお待ちください。